・学習集団づくりのための学級開き・授業開き(O)
・授業画像・木版画(YO)
・戸田実戦の映像(CH)
・教材解釈『春の子ども』(AS)
・授業記録『あとかくしの雪』(AK)
・木版画(AK)
年度始めの教材で学習集団づくりをどこまで意識できるかが、1年間を占うと感じました。ただ教材を進めながら、学習集団づくりに関することを徹底していくことは、並大抵のことではないとも感じました。今年度どこまでできるか挑戦です。(AR)
新採用のTEさんの今年のテーマは「愛情」だと聞いて、驚きました。先日の例会で聞いたことを、自分なりに実践しようという姿勢は、率直にすごいと思います。様々なしがらみのある新採用という立場ですが、細々と、上手く、続けていって欲しいなと感じました。
ASさんの学級映像には、画一的に育てられた子どもを、いかに集中させて、いかに解放するかを、ASさんが奮闘されている姿がありました。奮闘するあまり、力が入り過ぎて、息苦しさと圧迫感がありました。これまでのASさんのように、程よく力を抜いて、核になる子を常に意識しながら全体を解放していくことが課題です。もう一つの課題は、日を追うごとに、徐々に集中力が落ちてくるということです。これは私も実感がありますが、国語以外の教科でも、この時期に大切にしたいことを、しつこく要求していくことが求められます。精神的にも肉体的にもしんどい、転勤初年度の年度はじめですが、奮い立たせてがんばっていきましょう。
私の学級は、まだまだ先生に返そう、先生を待っているという実態があります。手を挙げずに反応を求めるならば、止めて、全員で一斉に言わせるなど、先生を待たない学級にしていきたいと思います。
TEさんにも、私にも共通していますが、チャラチャラした雰囲気、兄ちゃん先生の雰囲気が、軽い子どもを育ててしまっています。先週指摘していただいて、意識が少し変わるだけで、「真剣に話している方がよく聴いてくれている」という不思議な感覚をゲットしました。やはり、会に映像を持ってきて、見ていただいて、言っていただいたOさんの的確な言葉のおかげです。その時は、グサっと来ますが、「良薬は口に苦し」、自分にとって苦いことこそ、自分を変える最良の薬なのだと改めて感じました。継続していき、さらに闘っていきたいと思います。(AK)
書籍紹介
・『はじめての利他学』若松英輔(O)
授業映像
・『だいじょうぶだいじょうぶ』(AK)
・『すいせんのラッパ』(AS)
音読映像
・『だいじょうぶだいじょうぶ』(AR)
教材解釈
・『こわれた千の楽器』(TE)
『はじめての利他学』では、フロムの論ずるところの「愛」について考えました。自分を愛する事ができないものは、結局のところ保身に走らなければ精神の安定を保つ事ができない。そして、自分の負の部分を合理化したり箔をつけてごまかそうとする。それが、利己主義なのだと思います。また、自分を卑下することは、自分を大切に思ってくれている人に対して失礼であり、人を愛すると言うことの対極にあるとも思います。自分も他人も長所もあれば短所もある一人の人間。自分も含めた一人一人の人間を認める事ができるようになりたいです。
AK学級では、これからどのように全員を巻き込んでいけるかが、いままでよりもワンランク上の学級集団に育てる事ができるかの分かれ目なのだと思います。AK学級を通して、一緒に学んでいけたらと思います。
AS、ARの学級では、子どものネガティブな反応に負けて狼狽えている教師の姿がありました。しかし、教師の求めに応じてよりよく変わろうとしている子どもも必ずいる。そうしたことに気付き、そうした子を心から誉めて広げる事ができないのは、無意識に教師の言う事があたりまえと感じている教師の傲慢さが原因だと感じました。学習集団を作るための見通しも大事ですが、それ以前に教師の求めに応じてくれる子どものありがたさを認識しなお避ければならないと思いました。GW明けからの再スタートは、自分の認識を変えるところからのスタートです。(AR)
今回3人に共通していることは子どもがやりたいと思う内容かどうか。子どもたちが考えたくなる対立を組んでいくことが大切でした。
学習集団として許さないところは許さないという教師の意思も改めて大事でした。何も言わないという状況は子供にそれを許していることと同じです。自分自身見逃していることが多いので、子どもをよく観ておきたいです。
一人一人の行動や発言に本当に感動できているかも私の課題として出ました。一番大変な子が一瞬でも変わろうとしたところを褒めれているのか。(AS)
格闘の日々の中で、子どもと楽しもうとする「遊び心」をもてるかどうか。教師として、というより、一人の人として。子どもとの距離感や関わり方を通して、自分の在り方や表現力についても突きつけられました。ARさん一人の課題ではなく、私たち一人ひとりが、考えていかないといけないことだと、学びました。
私の音読映像は、私自身がおどおどして、迷っているため、一人で勝手に限界を迎えてしまいました。解釈と表現力を、感性を磨くことで高めないといけないと改めて感じました。文全体を通して、音読を改めてやっていきたいと思います。
葉っぱの水彩は、黄色と緑色のグラデーションが話題となりました。下地の濃さによって絵全体の仕上がりが変わってきました。うまく捉えている子を手本としながら、表現していくことが大切だと感じました。(AK)
『春のうた』(AR)(AK)(AS)
・解釈
『はりねずみと金貨』(AS)
・『世界一やかましい音』解釈(AR)
・『春のうた』授業記録・音読映像(AK)
・『春のうた』授業映像(AS)
記録から子ども同士の発言が繋がっているのかどうかが見えてきました。自分の考えを述べているのかそれとも友達の発言に繋げて発言をしている子どもも見られました。
また文に即して発言をしている子どもたちを教師が広げていく必要がありました。教師が常に文に即しているか即していないかを聞き分け、広げていく必要がある。
対立は具体的に、そして対立を複合的に見ていくことで、大問題を解決できることが分かった。
子どもが解決したと思っても納得できてない時がある。複合的に答えがそれしかないように事実に即して解決していきたいと思った。(AS)
参加者 5名
〇授業記録の分析
「大造じいさんとがん」感嘆の声を漏らした場面(安倉)
「ピーターのいす」いいことかんがえたんだの場面(浅越)
「ごんぎつね」その翌る日もの場面(寺内)
◯体育
「側転」(浅越)
◯図工 「版画『リコーダーをふく私』下描き」(安倉)
参加者 5名
①理論ゼミ
②「大造じいさんとガン」授業記録・映像分析
③「雀の子…」授業記録・映像分析
④運営会議
⑤「ピーターのいす」授業記録・映像分析
⑥「世界で一番美しい村」授業記録・映像分析
⑦版画下絵 分析
参加者 7名
①「世界で一番美しい村」授業記録・映像分析
②「ゆうすげ村の小さな旅館授業記録・映像分析
③「大造じいさんとガン」授業記録分析
④側転 映像分析
⑤版画「リコーダーを吹く私」検討